群馬県公立高校定員が増えます

皆さん、こんにちは
高崎市新町に近い玉村町にある個別指導学習塾桜花ゼミの櫻井です。

今日のブログは入試情報です。
今日のニュース記事で・・・

10年ぶり定員増 群馬県公立高、4校で計160人 | 上毛新聞社のニュースサイト
県内公立高64校の2022年度入学者選抜の募集定員について、県教委は18日、前年度比4学級(160人)増の1万2530人とすると発表した。4校で1学級(40人)ずつ増やす。前年度までの4年間で...

前橋東、高崎東、伊勢崎、伊勢崎清明高校の定員が40名ずつ増えます。

ここ数年は少子化の影響と、都心部と地方での倍率変化により、トップ高校の前橋、高崎、前橋女子、高崎女子はじめ、高崎北高校、高崎経済大学附属高校等、人気が高い普通科高校を中心に定員削減がありました。
少子化が落ち着くため、定員増になった、というのが記事の理由になりますが・・・

塾長から見る定員が増えた理由と受験生の動向

※あくまで個人的見解になりますのでご理解の上、一読をお願いいたします※

自分からは、定員が増えることになった高校にピックアップした話をしていきます。
前橋東は偏差値60前後の総合学科の高校ですが、それ以外の3つについては偏差値50~55前後(若干伊勢崎が高め)の中堅の普通科高校です。
このあたりは受験生の中で最も多くの人数を占めるゾーンになりますが、私立の授業料無償化や私立高校の評価が上がってきている(面倒見がよい等)から私立高校単願で進学する生徒が多くなってきていることも事実です。
農大二高や商大附が特に多いですね。

おそらくは私立へ進学する生徒を分散することと、経済的理由で私立に行けない、評定平均が3.0に届かない生徒に対し、勉強を頑張れば中堅クラスの普通科高校に手が届くという目標設定をできるようにしたのではないか、と推測しています。

受験生の動向は、評定平均が3.0に届かない生徒のチャレンジ受験がある程度増えると予想します。
しかし、偏差値50後半(56~60)が高崎北等を妥協して高崎東にいくかというと、おそらく私立の特進クラスに行く生徒が多いのが現状なのでは、と思います。理由は大学進学をまだ考えている層だと思うので、そうなると私立のほうが対策など個々に合わせてやってくれるのではないかという期待値が高いのが今の認知だと思います。

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