皆さん、こんにちは
高崎市新町に近い玉村町にある個別指導学習塾桜花ゼミの櫻井です。
先日、16日(金)に進路希望調査結果の最新版が出ましたね。10月からどう変わったか、早速見ていきましょう。
詳細なデータ、リンクはこちらです↓↓
https://www.pref.gunma.jp/uploaded/attachment/139370.pdf
トップ校(前橋、前橋女子、高崎、高崎女子)
前橋→前回倍率(10月時) 1.24倍 最新倍率(12月時):1.16倍
前橋女子→前回倍率(10月時) 1.32倍 最新倍率(12月時):1.16倍
高崎→前回倍率(10月時) 1.33倍 最新倍率(12月時):1.18倍
高崎女子→前回倍率(10月時) 1.29倍 最新倍率(12月時):1.33倍
大前提ですが、10月倍率と12月倍率を比較すると下がる高校がほとんどです(倍率割れている等低いところは別)理由は、学校の3者面談等で志望校のランクを下げる、私立の推薦に切り替えるといった動きがある程度活発になるからです。低めといいつつも不合格となるかもしれないリスクをさらに背負ってランクを上げる生徒ももちろんいますが、どちらの割合のほうが多いかと考えると、やはりリスクを取らない選択をするかたのほうが多くはなります。
前置きが長くなりましたが、上記の点から注目ポイントは高崎女子の志望人数増加です。高崎は昨年度より0.2ポイント程度落ちていますが、昨年度が高かったのが落ち着いた程度で前橋方面は、例年と変わりません。
高崎女子が増えた理由は、単純に今年度、女子のほうが偏差値65前後を推移する生徒が多いことが理由と思われます。偏差値60前後の場合は農2等に進路変更するケースはありますが、65までいけば目指す、と考えるほうが多いです。ほかの高校もそうですが、高崎女子を目指す生徒は偏差値65が戦えるライン、偏差値63~64は厳しいかもしれないと思って、頑張りましょう!
準トップ校(前南、高崎北、高経附、桐生)
前橋南→前回倍率(10月時) 1.59倍 最新倍率 1.34倍 昨年12月倍率:1.23倍
高崎北→前回倍率(10月時) 1.69倍 最新倍率 1.39倍 昨年12月倍率:1.45倍
高経附→前回倍率(10月時) 2.03倍 最新倍率 1.53倍 昨年12月倍率:1.49倍
桐生→前回倍率(10月時) 1.56倍 最新倍率 1.39倍 昨年12月倍率:1.54倍
例年より全体的に若干高い傾向になってます。農2の合否ラインが上がっている影響をモロに受けているクラスで、特に前南が顕著に上がりました。前南は偏差値58くらいが安全域になるので、農2が併願で厳しくなるところで、農2が厳しいから前南で、という考えを持つ玉村、前橋の南側在住の方の層が一定数増えたことが予想されます。
今年の前橋南は57が最低ライン、59~60が安全域になることが予想されます。
経附の倍率も高いですが、今年は男子のほうが高いです。先ほどのトップ校との数字で見比べて男子のほうが女子に比べて偏差値65に達していない、偏差値60~63くらいの生徒が多いためではないか、と思われます。ただ、安全圏は偏差値63~64になると思われるので58~60くらいの生徒は追込をかけないと苦しいと思われます。
高北、桐生も60以上を目指して頑張っていきましょう。
商業、工業、高崎東
前橋商業→前回倍率(10月時) 1.31倍 最新倍率 1.08倍
高崎商業→前回倍率(10月時) 0.82倍 最新倍率 0.81倍
高崎東→前回倍率(10月時) 1.28倍 最新倍率 1.20倍
伊勢崎清明→前回倍率(10月時) 1.71倍 最新倍率 1.45倍
前商はだいぶ下がりました。かなりの人数、前橋育英などの私立に流れたことが予想されます。
注目ポイントは高崎東の倍率の高さです。直近3年程度で最も高い倍率になっています。
農2の合否ラインの格上げの影響で、高東を受験する生徒の偏差値ゾーンは50前後になると思われます。
45前後では今年に限っては、合格危険域に入って、本当に合格に届かないかもしれないことも予想されます。
伊勢崎清明も偏差値40後半程度の受験生がボリュームゾーンとはいえ、これだけ高いと安全域だと思っていても当日のテストで失敗して・・ということが起きそうです。偏差値50をキープできるくらいの学力を身に着けて、安心材料をもったうえで受験していきましょう!